ブランディングの目標
日本でのオリーブ栽培北限の地での挑戦続ける「いわきオリーブ」。2010年に試験栽培を開始し、東北ではオリーブ栽培は無理と言われていましたが、冬を越えることができ、東北でもオリーブ栽培が可能であることを確認しました。
しかし、まだまだ認知も少なく訪問者・購入者ともに少ない状況で、リブランディングの支援をさせて頂きました。
背景・アプローチ
この先どういう姿になっていたいのかなど、社長はじめ主要な方からヒアリングを行いました。
東北の震災を乗り越え希望の実を育てたい、まだまだ原発事故による風評被害あるなか全国から駆けつけたボランティアの人のためにも頑張りたい、福島をもっと活性化させたいなど、様々な要素がありました。
たどり着いたのは「ふくしまの食を美味しく豊かに」。
そのためには何が必要なのか、数回にわたり議論しました。
そこからコンセプトの検討を行い、単にオリーブ栽培を行い、製品を創り販売するだけではなく、「地元と繋がり、震災を乗り越え希望の実を育てる」へチェンジしました。
ブランド価値を再認識し、アップグレードした世界観を一気通貫したリブランディングで構築しました。
ポイント
地元とつながらなくてはならない。まず地元のJリーグチーム「いわきFC」と繋がりました。
また製品でも新しい試みをスタート。飲料メーカーのサーフビバレッジ様と共同開発で、オリーブの葉を活用した「オリーブ茶」を開発。試作を繰り返し納得のいく商品が完成。
これらのいわきオリーブが持っている価値をどのように伝えれば良いのかを考えました。
試合のあるスタジアムでブースを作り展開。試飲や販売、コミュニケーションを取ることでいわーきオリーブの存在を皆様に知って頂き、そして繋がっていく。
また、いわきオリーブの世界観を撮影しホームページをリニューアル。オリーブについてのことはもちろん、歴史や想い、商品情報などを発信。パッケージデザインもいわきオリーブの世界観を表現しました。
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