「インサイト」って結局何なの?
2025.1.31 (最終更新:2025.1.31)
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以前から注目されている「インサイト」。しかし人によって考え方は様々。弊社が考えるインサイトについてまとめました。
生活者の内側を見る
弊社と同業の方とインサイトについて話することがあります。人や企業によって考え方や定義が様々。どれが正解で間違いかはわかりません。しかし、弊社でも色々調べ、弊社が考えるインサイトとはどのようなものかを再定義しました。
書物をあさっていると、インサイトは「物事の内面的な性質や隠された本性に理解の目を向けること」と書かれています。つまり、物理的な視覚だけでなく精神的な理解や知覚をも指し、「物事を内側から見る能力」という意味があるため、深い人間理解という意味ではないかと思います。
STAKEHOUSEが考えるインサイト
生活者の行動や意思決定プロセスは様々でかなり複雑。心理や社会的背景、文化的要因など多様な要素が絡み合っています。1人のインサイトを完全に理解するだけでも、深い考察と多角的なアプローチが必要です。生活者の心理や行動の後ろにある潜在的な動機や感情を明らかにするのはとても難しいです。
STAKEHOUSEの考えるインサイトは、「新しい行動や感情を促し、新しい価値や問題解決できる」としました。それには、深く生活者を理解し、潜在的な情報や発見が必要不可欠です。やはり深く理解することから始まります。
どうすれば発見できるか
書物を読みあさっていると、心理学の世界で、インサイトについて「問題や物事を異なる視点で捉え、問題を細かく分解し、統合的に全体を捉え、固定観念や制約の外側からアプローチすることが重要である」とされています。よくわからないかも分かりませんが解釈すると、インサイトには行動や習慣、思考の違いを特定することが大切で、生活者の行動や習慣、社会的背景や生活環境などを統合的に分析し、1人個人の見方、捉え方を探り、人々の感情や欲求を包括的に捉える必要があるということです。つまり、様々な角度から問題を検討し、分解し、固定観念や束縛から解放された、全体的なアプローチを採用することが必要だと思います。
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