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Pitti Immagine Uomo 2017 Summer

公開日:2017年07月18日(火)

 

pitti玄関

 

pitti Z ZEGNA

 

pitti pt01

 

pitti paulsmith

 

 

pitti モニュメント

6月にクライアントとご一緒させて頂いて、イタリアのフィレンツェで行われた「Pitti Immagine Uomo 2017 Summer」に行きました。

イタリアにはこれまで10数回行った事がり、大好きな国のひとつですが、メンズアパレルに特化して訪問するのは初めてです。

この展示会は世界のメンズアパレルの最先端の流行を見ることができ、憧れのブランドがこぞって出店しています。

目的は、クライアントの中期戦略を考えるための資料集め、そして各ブースの造り方や展示方法などを把握することです。

行って驚いたのは日本人がかなり多く、日本の有名セレクトショップやメーカーの方々が買い付けに来たり、

ブランドを取材するメディアの方々、今人気の干場義雅さんもお見かけしました。

そして、色んな方々をご紹介いただいてお話することができ、日本ではなかなか入ってこない情報なども仕入れることができ非常に有意義な訪問となりました。

やはり今回感じたのは、行かないとわからないことがたくさんあり、行くことによって新しい発見や繋がりが出来て、

ビジネスチャンスがまだまだたくさんあるな~と感じました。

 

展示ブースで面白かったのが、Z ZEGNA

マリン要素が満載なラインだったのですが、ヨットの甲板をイメージした台の上に展示したり、

水しぶきや雨にも強いウエアということで、ディスプレイしている服の上から雨を降らし、

本当に水に強い服というのがわかりやすく展示されていました。

非常にメッセージ性の強い展示で、スタッフの説明を聞かなくても理解できるブースです。

全体的に、日本の展示会と違って、メッセージ性の強い展示方法が多く、面白かったです。

また展示会とWEBをうまく融合させているブランドもたくさんあり、ホテルに帰ってWEBサイトやSNSをチェックしましたが、

特設サイトなどを開設し、来場者・生活者にもうまくコミュニケーションを取っているな~と感じました。

さらに、イタリア人ならではの色の使い方なども見ることができ、日本ではお目にかかれないデザインなども見れました。

イタリアの工房の方々ともお話させていただきましたが、皆さん仕事にすごく誇りを持っていて、

お話聞いているとプロフェッショナルさをビシビシ感じます。

日本のアパレル技術も素晴らしいと感じており、日本のアパレルや技術も参考にすることがあるそうです。

洋服に関しては、日本ではMade in Italyがまだまだ人気があり、高額な商品が多いですが、

高額なのにはしっかり理由があり、その理由を理解できました、

世代を超えて受け継がれる製法・技術、そしてそれを守る考えは素晴らしいと思いました。

設備や道具は近代的な便利なものになっているが、人にしか出来ない仕事もたくさんある。

妥協しないその考え方には共感しました。

今回は夏に行きましたので、次回の冬の展示会にも行ってみようと思います!